2017年05月05日

語彙力が乏しくなった日本人


ある日の午後、バス待ちしていた家族がいた。

両親と男の子2人の4人。


やんちゃ盛りの子供はじっとしておらず、停車間際のバスにあわや接触か?となった。

親はモチロン注意したのだけれどその言葉の強さに周りが凍りついた。

見た目それほどやんちゃでも無さそうな普通の父親の口から出た言葉は『殺すぞ!」


バスに轢かれそうになるのを注意するための言葉が『殺すぞ!』って、あんた・・・。


別に本当に殺すつもりが無いのは分かっているが、
注意するときに使う言葉としては不適切。


テレビを見ていても思うが、最近の日本人の表現力の乏しさには危機感を覚える。


かわいい、やばい、殺すぞ、うざい。


少し昔の「ふろ、めし、寝る」を彷彿とさせるが、昔の場合は思春期で言葉が重くなる青年
もしくは
気持ちを上手く言葉に出来なくなったお父さんが主に用いていたので、
少しばかり意味合いが
違うように思う。


1番物事を吸収する成長期の子供にそんな言葉ばかり浴びせていたら、
当然語彙力も育たない。


語彙力を増やすにはやはり
読書だと思うし、
実際に文章を書くことが有効だと思うのだけれど、

今はツイッターやFacebookやインスタなどの短いセンテンスで表現する場が主流。


長年、手紙を書いたり読書をしていた私でも、少しそんな環境から離れただけで
『表現力が落ちたわ〜気持ちに合う言葉が出ないわ〜〜:(;゙゚'ω゚'):』と
思うくらいなのだから今の人の語彙力が少ないのも納得出来る。


たかが言葉、されど言葉。


その言葉の奥に愛が隠されていたとしても、

『殺すぞ』と言われつづけた子供の心が安定するとは思えないのは、
私が歳をとったからなのか?


とても大事なことに思えるのだけれど、どうだろう。


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posted by のり〜ん at 15:54| ホノルル ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする